2004年10月12日火曜日

Zope and PloneをMac OS X Serverにインストール

我が家のサーバは、Mac OS X Server 10.3にplone.orgからダウンロードしたPlone 2.0.4 Installer for Mac OS X 10.2 and 10.3をインストールして環境を作っている。

このインストールパッケージを用いると、Python, Zope, Ploneをすべてまとめてインストールしてくれるので、とても楽チンだ。ただ、以前使用していたFreeBSD上にPython, Zope, Ploneをそれぞれ単体でインストールしたときと、ディレクトリ構成やら使用しているポート番号などが異なっていて、とまどうことも少なくない。

その辺の話を以下にメモしておく。



・インストール後の状態

 必要なファイルはすべて

 /Applications/Plone2

 フォルダ以下に収められている。デフォルトのサイトは、

 /Applications/Plone2/Sites/Default

 になる。PythonとZopeは、それぞれ

 /Applications/Plone2/Library/Software/Zope270/Zope

 /Applications/Plone2/Library/Software/Zope270/Python

 にある。また、Mac OS X Serverのブート時にZopeを実行するための設定ファイルが、

 /Library/StartupItems/Plone2

 以下に収められている。



・バージョン

 Python: 2.3.3

 Zope: 2.7.0 rc2

 Plone: 2.0.4



・ポート番号

 Plone: 8200

 Zope管理: 8282



※ポート番号を変更するには、下記のファイルを編集する。

 /Applications/Plone2/Sites/Default/etc/plone.conf



・起動と終了

 Zope(Plone)を起動するには、ターミナルから

 /Applications/Plone2/Tools/start Default

 とする。終了するには、やはりターミナルから

 /Applications/Plone2/Tools/stop Default

 とする。



※Mac OS X Server起動時には自動的に起動するはず。



・初期パスワード

 Zopeの初期パスワードは下記のファイルに記載されている。

 /Applications/Plone2/Sites/Default/admin-password.txt



・Zopeプロダクトのインストールディレクトリ

 /Applications/Plone2/Sites/Default/Products



・Pythonパッケージのインストール方法

 パッケージを解凍し、ターミナルからsetup.pyの存在するディレクトリに移動する。次に下記のコマンドを実行することでパッケージをインストールできる。

 /Applications/Plone2/Tools/pysetup Default



※通常の python setup.py install でのインストールは行わないこと。



・情報

 下記のファイルに情報がある。

 /Applications/Plone2/ReadMe.html


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