2007年10月13日土曜日

フランフルとブックフェア3日目

3日目終了。ただいま現地時間の10月12日午後6時半。
もう、へろへろ。
仕事は順調だけど、ほんとうに疲れた。
今日は朝の9時からミーティング。早めに会場に着いたのにゲートの係員が9時からしか入れないとか抜かしやがる。9時からミーティングなんだからそれじゃ困るといくら言っても聞かない。石頭のドイツ人野郎! 結局ミーティングには遅刻した。
次のミーティングまで時間があるので、今まで回れなかったホールを端から見て回る。
ヨーロッパ、ロシアを含めた東欧、中東、アジア、南北アメリカと、まさに世界中の出版社が集まっているのがわかる。アフリカは見なかったけど、参加していないのか、見つけそこなったのか、よくわからない。
さまざまな人種がそれぞれの言葉で話し合っていて、実に興味深い。知っている言語もあれば、まったく知らない言語も聞こえてくる。展示されている本のタイトルを見ても、ちんぷんかんぷんで、まったくわからない。それでも見て回る。たまに、ああこの本はこんな言語にも翻訳されているんだ、ということがわかったりする。
日本からも大手の出版社はブースを出している。紀伊国屋や丸善も出展している。
昔は、いつかアスキーもブースを出したいね、と夢を語ったものだが、今となっては単なるたわごとになってしまった。情けない。
会場を回っていてちょっと気づいたんだけど、ヨーロッパ、中東、南米系の出版社は自分達のブースにワインを置いているところが多い。ブースの中に巨大なワインセラーを置いて、ワインをずらりと並べているところもある。こういうところでは、皆ワイングラスを傾けてワインを味わいながら版権交渉をしている。出版社によっては、カフェかと思うほど立派なキッチンを備えているところもある。
いいなぁ~、うらやましいなぁ~!
アメリカの出版社って、こういうこと絶対やらないんだよなぁ。実用一点張りで、びしびしビジネスやるのもいいけどさぁ、もうちょっと余裕ってもんがほしいよなぁ。楽しみながら仕事をするっていうのもだいじだろう。色気がないよ、色気が。
うらやましいビジネスミーティングをたっぷり眺めたあと、アメリカの某出版社とのミーティングにのぞんだら、思ったとおりに水一杯でてきやしない。
ま、別にいいんだけどさ。ワイン目当てに仕事しているわけじゃないし。
この後、飛び込みで一件ミーティングをこなして、もう一つホールを回ってからホテルに戻った。足が棒みたいだ。
今日の夕食は、昨日と同じ中央駅構内のアジア料理店の肉と野菜の炒め物とライス。
米うまい! 日本の米とはちょっと違うけど、それでもうまい。固いパンとソーセージにはもううんざり。早く日本に帰りたい。今日はもう寝る。



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