昨日に引き続いてPloneWebMailのインストールを行う。
atsさんのアドバイスからJapaneseCodecsを追加するが、昨日と同じようにエラーがでてしまう。様子が変なので、いろいろと調べてみたところ、1台のマシンに複数のPythonがインストールされていることが判明。;-(
これでは実験もなにもないので、Zope、Python関連のファイルをすべてアンインストールして一からインストールし直す。PloneサイトからWindows用のパッケージをダウンロードして、一発インストール。
次にJapaneseCodecsを
http://www.freeml.com/message/zope-memo@freeml.com/0000218
にしたがってインストール。
さらにPloneWabMailを
C:\Program Files\Plone 2\Data\Products
にコピーして作業は終わり。
ZMIからportal_webmailのプロパティで、CharsetCodingをiso-2022-jpに設定することで、日本語で問題なくメールの送受信ができた。
atsさん、情報どうもありがとうございます。
p.s.
ZopeメモというMLがあるのは知らなかった。さっそくMLに参加。
2005年1月26日水曜日
2005年1月25日火曜日
PloneWebMail
PloneWebMail 1.0を試験的にWindows上で動かしているPloneに入れてみた。
ドキュメントがほとんどなくて、どうやって設定するのかよくわからん。
とりあえず動くようにはなったものの、日本語のメールがすべて"unknown encoding: iso-2022-jp" となって読めない。
なにか設定が足りないのだと思うが、よくわからん。今日はここまでで、ギブアップ。
ドキュメントがほとんどなくて、どうやって設定するのかよくわからん。
とりあえず動くようにはなったものの、日本語のメールがすべて"unknown encoding: iso-2022-jp" となって読めない。
なにか設定が足りないのだと思うが、よくわからん。今日はここまでで、ギブアップ。
2005年1月18日火曜日
ERP5
1月12日はPlone研究会だった。遅ればせながら、簡単なレポートをまとめておこう。
簡単なはずが長くなったので、結論を書いておくとERP5は要注目!
2005年にドキュメントを充実させるということなので、今年はPloneを勉強して、来年ERP5を勉強するのがよさそう。
Zope上のオープンソースのCMSには、以下の3つがある。
・Plone(http://plone.org/)
・CPS(http://www.nuxeo.org/)
・ERP5(http://www.erp5.org/)
今回のPlone研究会では、このERP5を開発しているフランスのnexedi(http://nexedi.com/)のCEOであるジャン・ポール(Jean-Paul Smets)氏が講師になって、ERP5の紹介をしてくれた。
ジャン・ポールさんは20歳の頃、日本の大使館で1年半ほど働いていたことがあるそうで、日本語がとても上手。ERP5の紹介は、9割日本語、1割英語という感じで行われた。
以下はERP5のメモ
・ERP5の最初の目的は工場の経理システム構築。その後経営もできるようにし、オンラインショップもできるようにした。ERP5は経理・経営に特化したCMSである。
・ERP5の5は、Path, Node, Movement, Item, Resourceという経営のコンセプトの数を表している。この5つのコンセプトを元にシステムを構築すると効率的だという話のようだが、経理システムに詳しくないのでよくわからない。
・nexediはオープンソースのみを使って黒字になっている。お金を集めて製品を作り、それをGPLで公開する。同じようにオープンソースでビジネスを行っている会社がフランスには50社くらいある。
・以前は大企業か政府しかオープンソースを買わなかったが、今は小さな会社が買うようになった。これはよい市場だ。
・nexediのお客さんもソースを公開するようになった。理由は、ソースを公開すれば誰かがメンテナンスしてくれるから。公開しなければすべてを自分だけでやらなければならない。これはコスト的に損。
・nexediにはおくじさんという日本人が一人社員になっている。
・ERP5はUTF-8に対応している。これはおくじさんの仕事。
・以前はERP5のシステム設定に1週間くらいかかっていたが、Mandrake Linuxを使ったERP5のライブCDができたので、今では5分でセットアップできるようになった。ライブCD起動時にハードディスク上にデータエリアを自動的に確保する。
・サーバはデスクトップに比べて必要なソフトウェアが少ないので、容量を抑えることができる。おかげでUSBメモリでライブCDと同じものを作れるようになった。システムアップデートは新しいシステムをUSBメモリに焼いて、顧客に郵送するだけでできる。
・umigumiというコマンドでライブCDを作る。
・ビジネステンプレートによって、data.fsのコピーなしに他のサイトに構築したシステムを移すことができるようになった。
・SyncMLという技術で複数のZopeサイトをemailやHTTPでシンクロできる。
・2005年はERP5のトレーニング用ドキュメントを出す年にする。今はドキュメントが不足しており、ドキュメントの充実が最大の課題。
・ERP5ならOracleの半分のコストでシステムが作れる。ただし、構築にかかる時間は同じ。
・ERP5はMySQLを使っている。MySQLの社長とは10年前からのつきあい。
・ZODBに元のデータを収録し、MySQLにインデックス情報(この辺ちょっとあやふや)を入れることでZODB上のデータをSQLでクエリーできるようにしている。これはおもしろい。
・ZODBはMySQLの10倍は早い。
・ホットリインデックス(と言ったと思う)によって、カタログを作り直している間もERP5を使い続けることが可能。これはZSQLを使って実現している。
・ZSQLCatalogはコンフリクトを起こさないが、Zopeのカタログはコンフリクトを起こす。だから、大勢のユーザーが書き込む場合は、ZSQLCatalogでなければ使えない。
・Ploneで使うなら、ERP5Catalogがよいとのこと。
・Jim Fultonのネーミングのルールにしたがっている。たぶん、そんなことをやっているのはnexediだけだと思うが役に立つ、そうだ。
・PDFをCMFReportを使って作っている。これもUTF-8に対応している。CMFReport with ReportLab(http://www.reportlab.com/)は早い。100ページ出力するのに15秒くらい(!)。
・CPSSkins(http://www.medic.chalmers.se/~jmo/CPS/)はPloneでも使える。マウスでページレイアウトできるので、とてもよい。
以下、雑談的なメモ
・Ploneの最初の本はフランスで出ていた!
・最近フランスで、OpenOffice.orgをPythonを使ってカスタマイズしたり、Zopeと関連させる方法を書いた本が出た。
・フランスで本をだすと売れても3000部くらいだそうだ。
・ヨーロッパでは、政府がフリーソフトウェアを数多く使っている。PHPよりもZopeのほうが多く使われているかも。フランスの政府のサイトでは、Zopeが多く使われている。
・JavaではObjectWebが売れている? ヨーロッパでは、Zopeの競争相手はJavaであって、PHPではない。
・ヨーロッパでは、マイクロソフトはイギリスでしか売れていない。
一番驚いた情報
現状、フリーで公開されているZopeではノンストップサーバを構築することはできない。しかし、2005年中にnexediからノンストップサーバを構築可能にしたZopeがでるんだそうだ。もちろんフリーで!
しかもこのZopeは1テラバイトのdata.fsをハンドリングできるとか! どうやって1テラバイトのファイルを扱うのか質問したところ、そんなこと普通のデータベースはみんなやっているでしょ、という答えが返ってきた。ようするに複数のファイルに分割したものを仮想的に1つのファイルに見せかけるんだろう。RDBMSの機能をZODBに取り込むということか。とっても楽しみ。
ただし、この話は懇親会(飲み会)の会場で聞いたので、どの程度の信憑性があるのかはわからない。でも、大期待だな。
簡単なはずが長くなったので、結論を書いておくとERP5は要注目!
2005年にドキュメントを充実させるということなので、今年はPloneを勉強して、来年ERP5を勉強するのがよさそう。
Zope上のオープンソースのCMSには、以下の3つがある。
・Plone(http://plone.org/)
・CPS(http://www.nuxeo.org/)
・ERP5(http://www.erp5.org/)
今回のPlone研究会では、このERP5を開発しているフランスのnexedi(http://nexedi.com/)のCEOであるジャン・ポール(Jean-Paul Smets)氏が講師になって、ERP5の紹介をしてくれた。
ジャン・ポールさんは20歳の頃、日本の大使館で1年半ほど働いていたことがあるそうで、日本語がとても上手。ERP5の紹介は、9割日本語、1割英語という感じで行われた。
以下はERP5のメモ
・ERP5の最初の目的は工場の経理システム構築。その後経営もできるようにし、オンラインショップもできるようにした。ERP5は経理・経営に特化したCMSである。
・ERP5の5は、Path, Node, Movement, Item, Resourceという経営のコンセプトの数を表している。この5つのコンセプトを元にシステムを構築すると効率的だという話のようだが、経理システムに詳しくないのでよくわからない。
・nexediはオープンソースのみを使って黒字になっている。お金を集めて製品を作り、それをGPLで公開する。同じようにオープンソースでビジネスを行っている会社がフランスには50社くらいある。
・以前は大企業か政府しかオープンソースを買わなかったが、今は小さな会社が買うようになった。これはよい市場だ。
・nexediのお客さんもソースを公開するようになった。理由は、ソースを公開すれば誰かがメンテナンスしてくれるから。公開しなければすべてを自分だけでやらなければならない。これはコスト的に損。
・nexediにはおくじさんという日本人が一人社員になっている。
・ERP5はUTF-8に対応している。これはおくじさんの仕事。
・以前はERP5のシステム設定に1週間くらいかかっていたが、Mandrake Linuxを使ったERP5のライブCDができたので、今では5分でセットアップできるようになった。ライブCD起動時にハードディスク上にデータエリアを自動的に確保する。
・サーバはデスクトップに比べて必要なソフトウェアが少ないので、容量を抑えることができる。おかげでUSBメモリでライブCDと同じものを作れるようになった。システムアップデートは新しいシステムをUSBメモリに焼いて、顧客に郵送するだけでできる。
・umigumiというコマンドでライブCDを作る。
・ビジネステンプレートによって、data.fsのコピーなしに他のサイトに構築したシステムを移すことができるようになった。
・SyncMLという技術で複数のZopeサイトをemailやHTTPでシンクロできる。
・2005年はERP5のトレーニング用ドキュメントを出す年にする。今はドキュメントが不足しており、ドキュメントの充実が最大の課題。
・ERP5ならOracleの半分のコストでシステムが作れる。ただし、構築にかかる時間は同じ。
・ERP5はMySQLを使っている。MySQLの社長とは10年前からのつきあい。
・ZODBに元のデータを収録し、MySQLにインデックス情報(この辺ちょっとあやふや)を入れることでZODB上のデータをSQLでクエリーできるようにしている。これはおもしろい。
・ZODBはMySQLの10倍は早い。
・ホットリインデックス(と言ったと思う)によって、カタログを作り直している間もERP5を使い続けることが可能。これはZSQLを使って実現している。
・ZSQLCatalogはコンフリクトを起こさないが、Zopeのカタログはコンフリクトを起こす。だから、大勢のユーザーが書き込む場合は、ZSQLCatalogでなければ使えない。
・Ploneで使うなら、ERP5Catalogがよいとのこと。
・Jim Fultonのネーミングのルールにしたがっている。たぶん、そんなことをやっているのはnexediだけだと思うが役に立つ、そうだ。
・PDFをCMFReportを使って作っている。これもUTF-8に対応している。CMFReport with ReportLab(http://www.reportlab.com/)は早い。100ページ出力するのに15秒くらい(!)。
・CPSSkins(http://www.medic.chalmers.se/~jmo/CPS/)はPloneでも使える。マウスでページレイアウトできるので、とてもよい。
以下、雑談的なメモ
・Ploneの最初の本はフランスで出ていた!
・最近フランスで、OpenOffice.orgをPythonを使ってカスタマイズしたり、Zopeと関連させる方法を書いた本が出た。
・フランスで本をだすと売れても3000部くらいだそうだ。
・ヨーロッパでは、政府がフリーソフトウェアを数多く使っている。PHPよりもZopeのほうが多く使われているかも。フランスの政府のサイトでは、Zopeが多く使われている。
・JavaではObjectWebが売れている? ヨーロッパでは、Zopeの競争相手はJavaであって、PHPではない。
・ヨーロッパでは、マイクロソフトはイギリスでしか売れていない。
一番驚いた情報
現状、フリーで公開されているZopeではノンストップサーバを構築することはできない。しかし、2005年中にnexediからノンストップサーバを構築可能にしたZopeがでるんだそうだ。もちろんフリーで!
しかもこのZopeは1テラバイトのdata.fsをハンドリングできるとか! どうやって1テラバイトのファイルを扱うのか質問したところ、そんなこと普通のデータベースはみんなやっているでしょ、という答えが返ってきた。ようするに複数のファイルに分割したものを仮想的に1つのファイルに見せかけるんだろう。RDBMSの機能をZODBに取り込むということか。とっても楽しみ。
ただし、この話は懇親会(飲み会)の会場で聞いたので、どの程度の信憑性があるのかはわからない。でも、大期待だな。
2005年1月12日水曜日
著者捕獲
正月明けから連絡が取れなくなっている著者がいる。メールを書いても返事がこないし、携帯電話も電源が切れたままだ。
このままだと今進めているムックの原稿が落ちてしまう!
いろいろ著者の知り合いに当たって連絡を試みたがすべてダメ。しかたなく著者の家に原稿の取立てに行く。
夜8時、会社を出発。住所のメモを見つつアパートを探すが、それらしきものが見つからない。同じ区画をぐるぐる歩き回り、ようやくここかなぁという部屋を見つける。
しかし、表札も何も出ていないし、窓にはすべてシャッターが下りていて明かりも漏れていない。いるのか? まさか中で死んでたりしないだろうな。
そっとドアに近づき耳を澄ます。しばらくして、中からカチャカチャというキーボードの音が聞こえてきた。 ビンゴ! ここだ、いる!
さぁ、どうする。下手に名のると居留守を使われるかもしれない。宅急便を装う手もあるが、すでに夜9時をだいぶ回っているし、逆に怪しまれかねない。しばし黙考。
よし、声はかけるが名のらない、これでいこう。
ドアをノックする。返事がない。
強くドアをノックする。返事がない。
ドアをノックし、声をかける。「すみません。」
キーボードの音が止まった。
さらに大きな声をだす。「すみません!」
がさがさと音がして、ドアが開き、著者が出てきた。
「あっ!」著者が叫ぶ。目が泳いでドアを見た。閉める気か? 足を差し込もうと身構えたが、あきらめたようにドアから手を離した。
あとは話し合うだけ。とりあえず、今夜中に原稿をあげることで決着した。
が、いまだに原稿は来ない。また今夜も行くのか?
その後昼過ぎに原稿がきた。とりあえず一安心。
このままだと今進めているムックの原稿が落ちてしまう!
いろいろ著者の知り合いに当たって連絡を試みたがすべてダメ。しかたなく著者の家に原稿の取立てに行く。
夜8時、会社を出発。住所のメモを見つつアパートを探すが、それらしきものが見つからない。同じ区画をぐるぐる歩き回り、ようやくここかなぁという部屋を見つける。
しかし、表札も何も出ていないし、窓にはすべてシャッターが下りていて明かりも漏れていない。いるのか? まさか中で死んでたりしないだろうな。
そっとドアに近づき耳を澄ます。しばらくして、中からカチャカチャというキーボードの音が聞こえてきた。 ビンゴ! ここだ、いる!
さぁ、どうする。下手に名のると居留守を使われるかもしれない。宅急便を装う手もあるが、すでに夜9時をだいぶ回っているし、逆に怪しまれかねない。しばし黙考。
よし、声はかけるが名のらない、これでいこう。
ドアをノックする。返事がない。
強くドアをノックする。返事がない。
ドアをノックし、声をかける。「すみません。」
キーボードの音が止まった。
さらに大きな声をだす。「すみません!」
がさがさと音がして、ドアが開き、著者が出てきた。
「あっ!」著者が叫ぶ。目が泳いでドアを見た。閉める気か? 足を差し込もうと身構えたが、あきらめたようにドアから手を離した。
あとは話し合うだけ。とりあえず、今夜中に原稿をあげることで決着した。
が、いまだに原稿は来ない。また今夜も行くのか?
その後昼過ぎに原稿がきた。とりあえず一安心。
2005年1月10日月曜日
柴又帝釈天
今日は、家族で柴又の帝釈天に遊びに行った。
柴又帝釈天といえば「フーテンの寅さん」だが、残念ながら1本も見たことがない。とりあえず、柴又駅前の寅さんの像を眺めて、歩き始める。
帝釈天参道は、正月明け間もないせいかすごい人ごみ。その中を右に左に出店を眺めながら進む。途中で、焼き団子、草団子、そばもち、焼きせんべいを購入し、食いながら歩く。そばもちがなかなかおいしい。
帝釈天は、思っていた以上に立派できれいなお寺だった。彫刻ギャラリーには行かなかったが、外から眺められる彫り物もなかなかりっぱだったので、次回はぜひ見たいものだ。
帝釈天を一通り見た後、大正時代に建てられたという山本亭を見学。日本庭園がじつに美しい。こういう家を見ると、縁側と庭のある日本家屋に住みたいと思う。でも、洋風の生活に慣れてしまっているので、実際に住むと住みにくいんだろうな、きっと。
山本亭を出て、江戸川の堤防に上がってみると、寒風吹きすさぶ中矢切の渡しに乗っている人たちが見える。見ているだけで凍えてくるので帝釈天の参道まで引き返し、えびす屋で昼食。川魚定食という、鯉の洗いと鯉こく、ミニうな丼のセットを食べる。美味!
昼食後、金町から電車で新御茶ノ水に出て、交通博物館へ。息子が遊ぶのに5時までつきあう。5時で博物館は閉館なので、歩いて藪そばへ。
年末に藪そばで年越しそばを食いそこなったので、今回はリベンジ。熱燗2合、かまぼこ、牡蠣の揚げ出し、天たね、そばみそ、牡蠣そば、せいろ2枚を3人で食す。大満足! 特に今回初めて食べた牡蠣そばがうまかった。
藪は、ゆっくり酒が飲めるのがいい。松屋もうまいけど、蕎麦屋で一献という雰囲気じゃないからなぁ。
藪を堪能した後、電車で帰宅。
柴又帝釈天といえば「フーテンの寅さん」だが、残念ながら1本も見たことがない。とりあえず、柴又駅前の寅さんの像を眺めて、歩き始める。
帝釈天参道は、正月明け間もないせいかすごい人ごみ。その中を右に左に出店を眺めながら進む。途中で、焼き団子、草団子、そばもち、焼きせんべいを購入し、食いながら歩く。そばもちがなかなかおいしい。
帝釈天は、思っていた以上に立派できれいなお寺だった。彫刻ギャラリーには行かなかったが、外から眺められる彫り物もなかなかりっぱだったので、次回はぜひ見たいものだ。
帝釈天を一通り見た後、大正時代に建てられたという山本亭を見学。日本庭園がじつに美しい。こういう家を見ると、縁側と庭のある日本家屋に住みたいと思う。でも、洋風の生活に慣れてしまっているので、実際に住むと住みにくいんだろうな、きっと。
山本亭を出て、江戸川の堤防に上がってみると、寒風吹きすさぶ中矢切の渡しに乗っている人たちが見える。見ているだけで凍えてくるので帝釈天の参道まで引き返し、えびす屋で昼食。川魚定食という、鯉の洗いと鯉こく、ミニうな丼のセットを食べる。美味!
昼食後、金町から電車で新御茶ノ水に出て、交通博物館へ。息子が遊ぶのに5時までつきあう。5時で博物館は閉館なので、歩いて藪そばへ。
年末に藪そばで年越しそばを食いそこなったので、今回はリベンジ。熱燗2合、かまぼこ、牡蠣の揚げ出し、天たね、そばみそ、牡蠣そば、せいろ2枚を3人で食す。大満足! 特に今回初めて食べた牡蠣そばがうまかった。
藪は、ゆっくり酒が飲めるのがいい。松屋もうまいけど、蕎麦屋で一献という雰囲気じゃないからなぁ。
藪を堪能した後、電車で帰宅。
LLイベントキックオフミーティング
7日は、アスキーの会議室でLL(Leightweight Language)イベントのキックオフミーティングを行った。
2003年のLL Saturday、2004年のLL Weekendに続く3回目のイベントになる。
3回目ともなると、中だるみやマンネリ感が出てしまうのではないかと心配していたのだが、実行委員は皆とても元気で、まったく問題なし。次々に新しい意見やアイデアが出て、おもしろいミーティングになった。
今年も楽しいイベントを開催できそうで、今から楽しみだ。
2003年のLL Saturday、2004年のLL Weekendに続く3回目のイベントになる。
3回目ともなると、中だるみやマンネリ感が出てしまうのではないかと心配していたのだが、実行委員は皆とても元気で、まったく問題なし。次々に新しい意見やアイデアが出て、おもしろいミーティングになった。
今年も楽しいイベントを開催できそうで、今から楽しみだ。
2005年1月6日木曜日
日本語は美しい?
モジックスさんが漢字についておもしろいことを書いているので、ちょっとトラックバック。
漢字は表意文字なので、書くのはたいへんだが読むのは早い。このため、漢字を使う人は情報を発信するよりも受ける側になりやすい、というのは興味深い指摘だと思う。
言語は人の思考を形作るものなので、言語の表記方法は当然思考に影響を与えるだろう。
で、ここで話をちょっと変える。
高校時代にある教師が、
「日本語ほど美しい言語はない。日本語では、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、数字を混在させて文章をつづることができる。これほど多彩な表現方法を持つ言語はほかには存在しない。」
といっていた。たしかに、英語のようにアルファベットのみの文章はのっぺりしているように感じるが、日本語の文章にはさまざまな文字があるため起伏に富んでいて読みやすいように思う。
でも、ひらがなとカタカナは日本語の文字だとしても、漢字はもともと中国語の文字だし、アルファベットは英語の文字だ。
ようするに日本人は日本語の文章に他の言語の文字を日常的に混在して使っているというわけだ。
もしも他言語の文字を違和感なく取り込めるというのが、日本語の特徴のひとつだとしたら、かなりおもしろいと思う。
韓国人気が続けば、そのうち日本語にハングルを混ぜて使うのが当たり前になるかもしれない???
漢字は表意文字なので、書くのはたいへんだが読むのは早い。このため、漢字を使う人は情報を発信するよりも受ける側になりやすい、というのは興味深い指摘だと思う。
言語は人の思考を形作るものなので、言語の表記方法は当然思考に影響を与えるだろう。
で、ここで話をちょっと変える。
高校時代にある教師が、
「日本語ほど美しい言語はない。日本語では、ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベット、数字を混在させて文章をつづることができる。これほど多彩な表現方法を持つ言語はほかには存在しない。」
といっていた。たしかに、英語のようにアルファベットのみの文章はのっぺりしているように感じるが、日本語の文章にはさまざまな文字があるため起伏に富んでいて読みやすいように思う。
でも、ひらがなとカタカナは日本語の文字だとしても、漢字はもともと中国語の文字だし、アルファベットは英語の文字だ。
ようするに日本人は日本語の文章に他の言語の文字を日常的に混在して使っているというわけだ。
もしも他言語の文字を違和感なく取り込めるというのが、日本語の特徴のひとつだとしたら、かなりおもしろいと思う。
韓国人気が続けば、そのうち日本語にハングルを混ぜて使うのが当たり前になるかもしれない???
2005年1月5日水曜日
朝型とりあえず維持
年末年始の休みの間、若干夜更かしをしてしまったものの、なんとか朝型の生活を維持している。
朝型の生活に切り替えてみて感じるのは、朝型とか夜型というのは単なる習慣に過ぎないっていうこと。以前は、自分は夜型人間なので朝早く起きるなんて絶対できないと思い込んでいたが、やってみれば簡単で、別につらくもない。最近寒いため、ちょっとベッドの中でぐずぐずするようになったけど、これは寒いのがいやなだけで起きるのがいやなわけじゃない。
14歳くらいから30年近くも自分は夜型人間だと信じていたのに、3ヶ月かそこらで、そんなものはただの習慣であって簡単に変えられるものだということがわかったのは、ちょっとショックだ。
ほかにも自分が勝手に思い込んでいることや、身につけてしまった悪い習慣がたくさんあるんじゃないだろうか。悪い習慣を見つけ出して、一つひとつ良い習慣に変えていくことができれば、人生が明るくなるような気がする。
ちょっと年始の抱負みたいになったところで、今日はおしまい。
朝型の生活に切り替えてみて感じるのは、朝型とか夜型というのは単なる習慣に過ぎないっていうこと。以前は、自分は夜型人間なので朝早く起きるなんて絶対できないと思い込んでいたが、やってみれば簡単で、別につらくもない。最近寒いため、ちょっとベッドの中でぐずぐずするようになったけど、これは寒いのがいやなだけで起きるのがいやなわけじゃない。
14歳くらいから30年近くも自分は夜型人間だと信じていたのに、3ヶ月かそこらで、そんなものはただの習慣であって簡単に変えられるものだということがわかったのは、ちょっとショックだ。
ほかにも自分が勝手に思い込んでいることや、身につけてしまった悪い習慣がたくさんあるんじゃないだろうか。悪い習慣を見つけ出して、一つひとつ良い習慣に変えていくことができれば、人生が明るくなるような気がする。
ちょっと年始の抱負みたいになったところで、今日はおしまい。
仕事始め
4日は仕事始め。
年末年始の休み中に書き上げるはずだった原稿を一気に書き上げる。集中すれば半日仕事なんだが、子供と遊んだり、酒飲んでたらできんわ、やっぱり。
ムックのスケジュールはずれそうだ。私が悪いわけじゃないんだが、ちょっと憂鬱。
年末年始の休み中に書き上げるはずだった原稿を一気に書き上げる。集中すれば半日仕事なんだが、子供と遊んだり、酒飲んでたらできんわ、やっぱり。
ムックのスケジュールはずれそうだ。私が悪いわけじゃないんだが、ちょっと憂鬱。
2005年1月2日日曜日
2005年元旦
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
と書いても、これが掲載されるのは2日だけど。ま、しょうがない。
大晦日から振り続けた雪が積もって、一面雪景色の元旦になった。
子供と多摩川の河川敷で雪だるまを作り、軽く雪合戦をする。
その後歩いて布田天神へ行き、初詣をすませる。
縁日のように屋台がたくさん出ているだろうと思っていたのに、甘酒とたこ焼きの2つしかなくて、びっくりした。みんな、もっと人が集まる大きな神社に行ってしまっているんだろう。
家に帰って、天皇杯の決勝戦を見る。ジュビロ連覇ならず。
最近のジュビロのサッカーは、見ていてもおもしろくない。
サッカー観戦後、息子にコマ回しを教える。なんでも幼稚園で正月開けにコマ回し大会があるそうで、コマが回せないと困るんだとか。
結局今日は回せるようにならなかった。明日から特訓だな。
今年もよろしくお願いいたします。
と書いても、これが掲載されるのは2日だけど。ま、しょうがない。
大晦日から振り続けた雪が積もって、一面雪景色の元旦になった。
子供と多摩川の河川敷で雪だるまを作り、軽く雪合戦をする。
その後歩いて布田天神へ行き、初詣をすませる。
縁日のように屋台がたくさん出ているだろうと思っていたのに、甘酒とたこ焼きの2つしかなくて、びっくりした。みんな、もっと人が集まる大きな神社に行ってしまっているんだろう。
家に帰って、天皇杯の決勝戦を見る。ジュビロ連覇ならず。
最近のジュビロのサッカーは、見ていてもおもしろくない。
サッカー観戦後、息子にコマ回しを教える。なんでも幼稚園で正月開けにコマ回し大会があるそうで、コマが回せないと困るんだとか。
結局今日は回せるようにならなかった。明日から特訓だな。
年末の覚書
・30日
朝、ムックの原稿を書いていて、必要なデータを会社のMacに置き忘れてきたことに気づいたので、早めに家を出て会社により、データをサルベージする。
いつも正月は掛川(静岡県)の私の実家で過ごすのだが、今年は両親が東京の妹の家に出てきているので、生まれて初めて東京で正月を過ごすことになる。
で、30日はその両親と年越しそばを食べようと神田の藪そばに行く……のだが、考えが甘かった。ものすごい込み方で、とても入れず、急遽銀座に出て和食レストランでお食事に。
その後、息子がおじいちゃんとおばあちゃんにクリスマスプレゼントを買ってもらうということで、松屋デパートのおもちゃ売り場へ。
ビーダマンとビーダマンのバトルフィールドとやらを買ってもらって、息子は大満足。
中村屋でお茶した後、三越の地下で食料品を買って帰宅。
・31日
30日の疲れで31日は朝起きられず、ムックの原稿は書けずじまい。だいじょうぶなのか?
午前中は雪が降る前に買い物に行くということで、近所のイトーヨーカ堂へ。
昼食後、子供にせがまれて昨日買ってもらったビーダマンを組み立てる。最近の子供のおもちゃによくあるのが、
・ベースになるおもちゃはプラモデル
・カスタムパーツを追加することでパワーアップが可能
・シリーズ化されていて、すぐに新機種が出る
・コロコロコミックの漫画と連動
・年に数回、大会が催される
というパターンだ。ビーダマンもベイブレードもダンガンレーサーも、みなこのパターンのおもちゃである。
息子は幼稚園児のくせにコロコロコミックを愛読していて、ファイヤーアトラスがどうしたとか、コバルトセイバーがこうしたとか、炎の翼がなんだとか言っては、新機種やパーツをほしがる。商売としてはよくできていると思うが、買わされる親はたまらない。
もうひとつたまらないのが、この手のおもちゃは結構複雑なプラモデルだという点だ。幼稚園児ひとりでは作れない。結局作るのは父親である私だ。今日は、ビーダマン3体とバトルフィールドの組み立てで半日つぶれてしまった。
しかも息子は、「パーツを付け替えて自分だけのオリジナルビーダマンを作るんだよ」と称して、私が作ってやったビーダマンをばらばらに壊し始めるし。あげくのはてに、こっちのパーツがつかないとか、あっちがうまく動かないとか文句をたれるし。
パパはもう疲れました。寝ます。原稿は書けません。
朝、ムックの原稿を書いていて、必要なデータを会社のMacに置き忘れてきたことに気づいたので、早めに家を出て会社により、データをサルベージする。
いつも正月は掛川(静岡県)の私の実家で過ごすのだが、今年は両親が東京の妹の家に出てきているので、生まれて初めて東京で正月を過ごすことになる。
で、30日はその両親と年越しそばを食べようと神田の藪そばに行く……のだが、考えが甘かった。ものすごい込み方で、とても入れず、急遽銀座に出て和食レストランでお食事に。
その後、息子がおじいちゃんとおばあちゃんにクリスマスプレゼントを買ってもらうということで、松屋デパートのおもちゃ売り場へ。
ビーダマンとビーダマンのバトルフィールドとやらを買ってもらって、息子は大満足。
中村屋でお茶した後、三越の地下で食料品を買って帰宅。
・31日
30日の疲れで31日は朝起きられず、ムックの原稿は書けずじまい。だいじょうぶなのか?
午前中は雪が降る前に買い物に行くということで、近所のイトーヨーカ堂へ。
昼食後、子供にせがまれて昨日買ってもらったビーダマンを組み立てる。最近の子供のおもちゃによくあるのが、
・ベースになるおもちゃはプラモデル
・カスタムパーツを追加することでパワーアップが可能
・シリーズ化されていて、すぐに新機種が出る
・コロコロコミックの漫画と連動
・年に数回、大会が催される
というパターンだ。ビーダマンもベイブレードもダンガンレーサーも、みなこのパターンのおもちゃである。
息子は幼稚園児のくせにコロコロコミックを愛読していて、ファイヤーアトラスがどうしたとか、コバルトセイバーがこうしたとか、炎の翼がなんだとか言っては、新機種やパーツをほしがる。商売としてはよくできていると思うが、買わされる親はたまらない。
もうひとつたまらないのが、この手のおもちゃは結構複雑なプラモデルだという点だ。幼稚園児ひとりでは作れない。結局作るのは父親である私だ。今日は、ビーダマン3体とバトルフィールドの組み立てで半日つぶれてしまった。
しかも息子は、「パーツを付け替えて自分だけのオリジナルビーダマンを作るんだよ」と称して、私が作ってやったビーダマンをばらばらに壊し始めるし。あげくのはてに、こっちのパーツがつかないとか、あっちがうまく動かないとか文句をたれるし。
パパはもう疲れました。寝ます。原稿は書けません。
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