2006年10月13日金曜日

「TeXは悪くない」の続き

vm_converterさんからトラックバックをもらったので、こちらからもトラックバックを返しておこう。
私もBSD magazine付録のストラップを今でも使っていますよ! (^^)

リンクとか備忘録とか日記とか


で、ここから本題。
TeXは悪くない」で取り上げた話のネタ元のブログをいろいろ読んでみた。

http://blog.goo.ne.jp/tmlarao


このブログの著者は
荒尾 稔さんといって、株式会社 トータルメディア研究所という会社の代表取締役をされている。


株式会社 トータルメディア研究所


この会社がなにをやっているかというと、Microsoft WordでOpenTypeのすべての全角字種を使えるようにするアドオンソフトとか、WordからXMLデータを作成する(フィルタなのか?)ソフトとかを開発/販売している。
まぁ、こういう商売をしている会社の社長さんなのだから、
確かに、これからの数式は、あまりに多様化してばらばらになってしまったTEXから、
Wordにも掲載されたMATHTYPEがメインになるだろうと言われています。
という発言をするのも当然だろう。TeXに対して否定的であってもなにも不思議ではない。

荒尾さんのブログでは、いまだにTeX関連のエントリが増え続けているが、彼の文章には意味不明な部分が多くて、彼が何を言いたいのかどうもよくわからない。また、文章を読む限りでは、荒尾さんはTeXやxmlについて技術的にはあまり詳しくないようだ。

技術的に詳しくなくても別にいいけど、荒尾さんのブログを読んで、

「TeXはいろいろ問題が多いし、印刷所でも扱ってもらえないようだから、使わないほうがいいだろう」

なんて思う人が増えてしまうとしたら、実に悲しい話だ。次のエントリでTeXの位置づけについて語ってくれるらしいけど、なにを言うのかなぁ。


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