2007年4月29日日曜日

日本Javaユーザグループ結成総会

日本Javaユーザグループの結成総会にいってきた。

Javaが世に出てから12年あまり、なんで今更ユーザグループを作るんだろう? と不思議に思いながら参加。

丸山先生のキーノートによると、昨年/一昨年と日本サンと一緒に地方のJavaコミュニティの育生を行ってきて、その結果できた地方のJavaコミュニティを統合したようなコミュニティを作りたかったとのこと。さらにJava周辺のコミュニティ、ApacheとかJBOSSとか、も加えていきたいと。日本Javaユーザグループは、コミュニティのコミュニティを目指すということらしい。

「Javaとデータベース」という細川努さんの講演では、Ruby on Railsの話がばりばりと出てきてちょっとびっくり。やっぱり今のJavaで最も注目されているのはRailsってことか。

ひがやすをさんの講演「Super Agile Web Development with Seasar2」が、いつもながらおもしろかった。以下、簡単なメモ。

  • 言語レベルでは生産性に差は出ない。
  • 統合開発環境による補完、事前チェックなどは静的言語のほうが動的言語よりも優れている。
  • デプロイは動的言語のほうがずっと楽。でもSeasar 2.4で導入したホットデプロイという技術を使えばJavaでも動的言語と同じ楽さが実現できる。
  • Super Agile = 動的言語の良さ + 静的言語の良さ
  • SQLやHTMLを抽象化した新しい言語を作ると、頭の中で翻訳したり、実際に動かしてみないと、なにをやっているのかわからなくなる。こういうのはきらい。
  • テーブルを元に開発するのが「テーブル駆動開発」、ページ(HTML)を元に開発するのが「ページ駆動開発」、この2つを組み合わせることで開発がうまく進む。
  • ステップバイステップ開発。ホットデプロイによって、少し開発/すぐに確認、ということが実現できる。

講演の最後は、「コミュニティのコミュニティ、地域に閉じず、Javaに閉じず」というパネルディスカッション。モデレータは星暁雄さん、出席者に贄良則さんがいたのにも驚いたが、日本Rubyの会の高橋征義さんがいたのにはもっとびっくり。

で、ディスカッションの結論は、「飲み会重要」ってことで。

会場を見渡して、Java界隈の知り合いがほとんどいなかったのも気になった。さらに気になったのがプレス席がガラガラだったこと。私が見たプレス関係者は二人だけだ。日本Javaユーザグループの広報がきちんと通知しなかったのか、プレスがまったく興味を示さなかったのか、どっちなんだろう? だいじょうぶかね?

懇親会へ移るところで露木さんを発見! まさかPythonの人に会えるとは思わなかったので、うれしかった!

懇親会の席では、露木さん、高橋さん、ひがさんなどと話す。Eclipse本の著者である鈴村さんにも久しぶりにあえて、うれしかった。はっし〜に会えなかったのが残念だ。

あと、なぜかマイクロソフトの萩原さんがいたので、時期Visual Studioについて話を伺う。う〜む、要注目だな。




2007年4月27日金曜日

ルータ交換

ようやくネット接続が安定したと思ったらルータがお亡くなりになった。

しかたないので、新しいルータを購入してセットアップ。

祟られているのか?



2007年4月24日火曜日

ネットワーク復活

昨年末よりインターネットへの接続が切れまくって困っていた。24時間つなぎっぱなしのはずが、1日に数時間は接続が切れてしまう。週末なんぞはほとんど1日中つながらない。

マンション(長屋)で加入しているプロバイダにクレームをつけたところ、このプロバイダの電話サポートが最低最悪。

「我々の管轄内(マンションの入り口まで)では信号は正常ですから、何も対応できません。」の一点張り。「接続できなくなっているのはわかっているのか?」と問うと「それは確認しております。」だと。「接続できないのに金を取っていたら詐欺だろう。」と言ったらだまりこんで返事をしない。なんなんだこいつは!

何度も何度も電話をして、怒鳴りまくって、ようやく技術者をよこしてもらえることになった。それでもサポートは「あくまでも調査であって、何も対応はいたしませんので、ご了承ください。」などとほざいている。こいつらは「顧客サービス」という言葉を知らないのか?

だいたいインターネットへの接続サービスを提供して金をもらっている会社の人間が、「接続できない」と言ってきた客に向かって「何も対応しないので、了承しろ」とはどういうことだ。そんなもの了承できるわけがないだろう。

しかし、我が家に来てくれた技術者はしごくまともで親切な人だった。電話サポートの対応とあまりにも違うのでびっくり。

接続できない状況を話したところ、

  • まずは我が家の回線をチェック。配電盤までは正常な信号がきているが、配電盤からモデムを接続している部屋までの間で大きく信号がダウンしていることを確認。
  • 壁の中の実際の配線を調べ、本来モジュラーケーブルでなければならないところになぜか同軸ケーブルが使われていることを発見!
  • 壁の中にモジュラーケーブルを張り直し、回線を再接続。
  • 回線を再びチェックし、正常に信号がきていることを確認。

これだけのことを2時間ちょっとの間にやってくれた。「管轄外なので対応しない」なんていう戯れ言はいっさい言わず、てきぱきと作業を進める姿は頼もしく、気持ちがよい。

帰り際に電話サポートがひどい件を話すと苦笑いをしていた。きっとどこでも同じことを言われているんだろうなぁ。かわいそうに。

作業してもらってから1週間。接続は安定していて、切れなくなった。とりあえず一安心だ。

さて、ようやくまともにサーバにアクセスできるようになったので、書こうと思って書けずにいたエントリを書いていこうと思う。ま、のんびりと。

しかし、アナログ電話回線に同軸ケーブルを使うなんて、うちのマンションの施工業者は何を考えていたんだ?



2007年2月15日木曜日

Developers Summit 2007

なんか年が明けてから子供の話しか書いていないので、たまには別の話を。



昨日Developres Summit 2007に行ってきた。毎年顔を出しているんだけど、LL関係のセッションがずいぶん増えたように思う。

私としては聞きたいセッションが増えているのでありがたい。でも、忙しくて全部は聞けないけど。

今回のデブサミにおける私のメインテーマは、ばっくれてメールの返事をよこさなくなっている著者を捕まえること。

なにせその著者が講師を担当するセッションがあるので逃げられることはない(笑)。

セッション開始前、関係者席の直後に陣取って舞台上の著者に手を振り、プレッシャーをかける。愕然とした著者の顔が印象的。

デブサミにはアスク・ザ・スピーカーという、セッションを終えた講師と直接話ができるスペースが設けられている。すばらしい! これはきっと主催している翔泳社が各出版社の編集者のために設けてくれた制度に違いない。翔泳社も同じ出版社だから編集者がなにをしたいか、ちゃんとわかっているんだ(ほんとか?)。

というわけでさっそくアスク・ザ・スピーカー席で待ち伏せ。一般の方たちとの話が終わったところで、著者とお話し合い。新しい締め切りを設定して、ま、OK。

いくつかセッションを聞いたけど、最後に聞いた「出張Shibuyaイベント 〜 Shibuya.pm presents "Shibuya.js x Shibuya.pl mashup night" 〜」がなかなかおもしろかった。最速インターフェース研究会の人が言っていた「毎秒1600字を表示できればユーザーインターフェースとしてのスピードは十分」というのにちょっと驚かされた。なんでも速読の達人がそれくらいのスピードで文字を読むそうで、これ以上スピードを上げても人間のほうがそのスピードに追いつけなくなるとか。

彼はlivedoorのRSSリーダを作っているそうで、本人自ら2800以上のブログを登録して読んでいるそうな。今使っているBloglinesから乗り換えてみようかな。



最速インターフェース研究会

livedoor Reader

2007年2月12日月曜日

息子スキーデビュー

私は小学校の頃に(もう35年くらい前の話だ)一度だけスキーをやったことがあるが、それ以来スキーには縁のない生活を送ってきた。
妻は結婚前にはずいぶん滑っていたらしく、スキーの機材も一式持っている。その妻が、小学校二年生の息子にそろそろスキーを教えるといいだした。まぁ、反対する理由も無いので、今日親子三人で狭山スキー場に行ってきた。

狭山スキー場

前述のように私はスキーに縁のない人間なので、ゲレンデの外で見学。妻が息子に手取り足取りスキーを教えた。

最初こそ慣れないスキー板によたよたしていたが、2時間もするとそれなりにボーゲンで滑り始め、リフトでゲレンデの一番上までいって滑り降りるまでになった。もう、びっくり!

子供は何でも学ぶのが早い。

しかし、1日中ゲレンデを滑っている妻と子を眺めているだけってのもつまらんものだ。スキー始めるかな、いまさらだけど。



2007年2月10日土曜日

息子の参観日

今日は息子の参観日だった。

図工の授業とパソコンの授業を見た。パソコンの授業は興味津々で、息子の後ろに張り付いて見てきた。

使っているのはNECのデスクトップPCで、OSはWindows XP Professionalだ。

必要に応じて教壇のパソコンからリモートデスクトップで生徒のパソコンをコントロールできるようになっている。

先生が「5、4、3、2、1、はい!」などと言って生徒のパソコンのコントロールを奪うと、生徒たちが「あ〜!」などと叫ぶのがおもしろかった。

いくつかのアプリケーションがインストールされていたが、メインで使っているのはジャストシステムのジャストスマイルというものらしい。

ジャストスマイル

小学生向けのワープロ、表計算、お絵描きソフトなどがまとまった統合ソフトウェアだ。見るのもいじるのも初めてだが、案外良くできているようだ。子供たちも実に楽しそうに課題の招待状を作っていた。
文字入力をかなで行っていたのが気になったけど、小学校二年生ではローマ字入力はまだ無理だからしょうがないか。

あとおもしろかったのが、子供たちが空白文字の概念を理解できていなかったこと。おかげで、文字の間に空白文字が入ってしまうと、それを削除することができない。「間があいちゃって、しょうがないんだよ」とか言っている。見えないところに何かがある、ということを理解するのはやっぱりむずかしいんだろうなぁ。普通の文字のように消せばいいんだと教えると、驚いていた。