2006年9月20日水曜日

出っ歯は舌のせい

二年前の夏から行っている歯列矯正だが、ここにきてちょっと停滞気味。前歯がうまく動いてくれない。

医者曰く、

「舌の裏側の筋が短すぎて、舌の位置が正しくならないため、舌が歯を押してしまって矯正できない。矯正を進めるためには舌の筋を切って、舌の位置を正す必要がある。」

とか。実は、舌の筋が短いという話は歯列矯正を始めた当初から医者に指摘されていたのだが、意識的に無視してきた。
だって、生まれて45年、一度だって舌の筋が短くて困ったことなんてないし、舌の位置が悪いと言われてもおいそれとは納得できない。

しかし医者に言わせると、歯並びの悪い人の多くが舌の動かし方に問題があるそうで、出っ歯になる人のほとんどは舌で歯を押す癖があるんだとか。だから歯列矯正をする際には、機械で歯の位置を直すのと同時に舌の正しい動かし方の訓練をして、矯正した歯並びを再度悪くしないようにすると。

で、私の場合、舌と下顎をつないでいる筋が短いため、舌が正しい位置にない。舌の動かし方の訓練以前に、筋を切って舌の位置を正しくする必要がある、というわけ。いろいろ考えたが、医者を信じて手術を受けることにした。

今日がその手術の日。

まず舌の裏側に麻酔注射をして、麻酔が効くのを待つ。そのあと医者が舌を持ち上げて筋を切る(見えなかったけど、たぶんメスで)。

すると、ザクザクッと舌を切る感覚がはっきり伝わってきた、ひぇぇぇぇっ! 怖いよ!

手を固く握り締め、足をつっぱらせて、必死で耐える。

このあと、切った傷跡を糸で結んで手術は終了。だいたい30分くらいだったろうか。医者は気楽なもので、

「ちょっと切るのが浅かったかも。ま、必要なら2~3年後にもう一度切りましょう。」

とか言っている。

絶対にいや! もう二度とやらない。もう十分。

今日はあまりしゃべらないように言われているので、一日おとなしくしているつもり。いやぁ、歯列矯正はたいへんだ。




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