昔のアスキーには海外版権部というのがあって、ここのメンバーは皆英語がペラペラだった。TOEICで900点とかね。
おかげで以前の海外出張では、ふんぞり返って日本語をしゃべっていればそれで済んでいた。
でも、今は海外版権部などないし、自分一人しかいないので、すべて自分でやらなければならない。おかげで毎日ドイツ人相手に怪しげな英語をしゃべりまくることになる。
相手が英語を話してくれればまだいいのだが、ドイツ語しか話してくれないと悲惨だ。ドイツ語はまったく話せないので、しかたなく英語をしゃべり続ける。それでもなんとかなるから不思議なものだ。今日の昼もケバブを売っている屋台で、ドイツ語しか話さないアラブ人と片言の英語と身振り手振りでどうにか昼飯をゲットしたし。
しかしまぁ、われながらひどい英語で、まるで自分が未開の野蛮人にでもなったかのような気分になる。日本語にすると、こんな感じかなぁ。
私「オレ、飯食う。それどこ?」
ホテルマン「お客様、朝食ビュッフェは一階奥のレストランでございます。」
とにかく話さないことには飯も食えないし、どこにも行けない。いい訓練だと思って話し続けるしかない。野蛮人バンザイだ。
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