2009年7月11日土曜日

Shine A Light

ローリング・ストーンズのShine A LightのDVDがやっと出たので、さっそく買ってきた。TシャツつきのコレクターズBOX

もあったけど、私が買ったのは普及版。




昨年の夏のはじめ頃にローリング・ストーンズのコンサートの映画をマーティン・スコセッシが撮ったという話を聞いて、楽しみにしていた。

でも、ちっとも日本での公開の話がなくて、しかたなくサウンドトラックのCDを買って音だけ聞いてがまんしてたんだよね。

で、10月にフランクフルトブックフェアに行くJALの機内映画のリストにShine A Lightがあるのを発見! 大興奮して、行きの便で2回、帰りの便で3回見た。

日本に戻って待つことしばし、ようやく12月になって映画館でローリング・ストーンズを見れた。やっぱり迫力が違う。

映画の冒頭に出てくるクリントン元大統領の部分はいらないよなぁ。ミック・ジャガーはまだまだ元気で、見ていてうれしくなる。キース・リチャーズのギターがへろへろだとか、間違えてばかりいるとか、ろくに弾いてないとか、いろいろ言う人がいるけど、いいんだよそんなこと。キースはかっこよければいいの!

ミックは酒をやめて毎日走り込んで体を鍛えているらしいけど、キースとロニーはあいかわらず不摂生の限りを続けているようでとってもステキ。二人ともステージでタバコ吸いまくり、あげくに短くなったタバコをプッとばかりにステージに吐き捨てちゃう。飛んでったタバコが床にあたって火花ちらしてるし、だいじょうぶか?

曲の間に挟まる昔のインタビューもなかなか興味深い。チャーリー・ワッツがあんなに話しているのなんて、はじめて見た。いつもまじめな顔して、きっちりドラムを叩いている渋いおじさんて感じだからなぁ。案外皮肉屋なのかな。

ゲストもいろいろ出てくるけど、やっぱバディ・ガイがすごい。はったとミックを睨みつけながらチョーキングを決めて、歌いだす声の迫力のあること。「そうじゃねぇよ、こうやって歌うんだよ!」と言っているような感じ。60過ぎのミックが15・6のガキに見える。

クリスティーナ・アギレラって全然知らなかったんだけど、なかなか声にパンチがきいていてよい。ミックとのからみもいやらしいし、ちゃんと悲鳴もあげる(笑)。で、彼女のDVDを買ってみたんだけど、大失敗。趣味にあわない、だめだ。

メンバー紹介のあとで、キースがリードボーカルをとって2曲ほど歌うのがいいなぁ。特にコネクションを歌うときはロッキン・ロニーと楽しそうにギターを弾いている。曲の途中で二人のインタビューが入るけど、これもなかなか笑えていい。たしかに二人そろえば最強だよ。

DVDでは途中でインタビューが入って、コネクションがブツ切れになってしまっているけど、サウンドトラックのCDではちゃんと1曲通して聞ける。コネクションを通して聞きたい人はサントラのCD

を買うべし。

というわけでこのDVD、コンピュータの隅っこに画面を出して、朝から晩まで見続けている。最高!

では最後に、アップ、アッ〜プ!(笑)



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